村の情報発信こだわりの温泉


三瓶温泉 志学薬師湯(鶴の湯)


(島根県大田市)       
12:00〜20:00(無休) 300円



尾道から伸びる国道184号で三次へ。
三次からは国道54号で島根県に入り、雲南市に入ったあたりで県道40号を三瓶山方面へ。
同県道沿いに案内看板がある。



福山から約140q。



中国地方で数少ない活火山、三瓶山。

それは、男三瓶山を筆頭とした女三瓶山、子三瓶山、孫三瓶山などの山々の総称である。

高原風景が楽しめ、個性的な温泉が点在し、かつ混雑に見舞われることの少ないこのエリアは私のお気に入りである。

三瓶温泉街はいつ行っても人が少ない。寂れているといってもよい。

その小さな温泉街の中心に位置するのが共同浴場『志学薬師湯(鶴の湯)』である。

観光案内所を併設し、脇にはこじんまりとした薬師堂が祀られている共同浴場。
温泉街自体が地味な感じなのであまりそうとは感じられないが、私はこれが三瓶温泉の中心的存在だろうと思う。


源泉の温度は約36度。山中から引き湯して、加熱して掛け流しにしてある。

浴槽内には段差がついているが、濁り湯なので様子が判らない。
私はなぜだかここの段差が苦手なようで、これまで2回ほど足を踏み外して派手なダイブをやらかしている。

いずれの時も他に客はおらず、誰にも迷惑をかけず恥もかいていないのが救いだ。

そんな事はともかくとして、ひとりでのんびりとぬるめの濁り湯に浸かれるのは私の好みに非常にあっている。


三瓶温泉では『国民宿舎さんべ荘』の日帰り入浴(500円)が最も人気があるようで、近年、酒樽などを利用した掛け流し露天風呂を増設して好評を博している。
私も気に入っている施設のひとつだ。


皆さん、露天風呂も大変結構ですが、高原風景は風呂あがりにでもじっくり眺めることにして、たまにはシンプルな共同浴場でじっくりと湯を楽しむのも、いいもんですよ。



012-掲載日:2006/05/28    sasaki

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