●村の情報発信<■こだわりの温泉> |
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「所有する土地を試しに掘ってみると普通とはちょっと違う水が出た。分析してみると温泉として通用することがわかったので、そんなら民宿でもやろうかという事になった」
玄関には墨痕鮮やかに『天然掛流』と大書された紙が張ってあり、嫌でも人目を引く。 看板に偽りなしとでも言おうか、シンプルな浴槽には無色透明、ごく僅かに硫黄の匂いのする湯が掛け流しになっている。これだけのまともな掛け流しは香川県において非常に貴重なのではあるまいか。 17.1℃の源泉は、温度の分類上では冷鉱泉である。四国では温度の高い源泉は非常に少ない。塩江温泉も冷鉱泉であるし、沸かさず入れる所といえば、徳島の祖谷温泉、愛媛の道後・奥道後温泉くらいのものなのである。 讃岐の奥座敷、塩江町。その片隅に、目立たない特等席があった。 |
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004-掲載日:2005/03/19 sasaki | |||||||||||
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