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 ふるさと 吉備津神社の案内
 



  境内案内(1997年12月現在)
 


 新市町を南北に貫流する神谷川(かやがわ)流域の平地中央に、東向きに位置しています。福山市の中心部から北西に16キロ、自家用車では約20分の所で、JR福山駅からは福塩線で約30分、JR新市駅で下車し、北に向かってまっすぐに1.5キロ、歩いていっても20分位で到着します。


特に元旦の初詣の時に注意
 元旦に車でお参りしようとする人は、神社の駐車場が小さい(300台)ので、毎年渋滞が約1キロあり、2時間以上待たなくてはならないので、電車かバスで来たほうがいいでしょう。どうしても、車で来て早く帰りたいひとは、新市町役場周辺の公共施設の駐車場においてそこから歩いて(神社まで約1.5キロ)くると待たなくていいし、新市の町並みを見ることができます。
 
 
 到着したら、右手に御池(みいけ)という大きな池が見えてくる。もともとこの池は今の3倍近くあり、神社の御手洗池(みたらいいけ)として、ここで手などを洗い、身を清めて神社に参拝していました。
(現在町立歴史民俗資料館では、神社の昔の風景がかいてある古地図をはじめ、神社の収蔵品が展示されています)。 

 しかし、現在では、埋め立ても進み、生活廃水が混入して、とても身をきよめられるような状態ではなく、境内の大石段下に手水所(手洗い所)が設置されている。ここで、手と口を洗って入ってください。
 
さて、ここで一息いれてみよう。県道を渡って、消防機庫のあるところから真っ直ぐ西をむいてみると、正面の山がなだらかなオムスビの形をしていることに気が付く。これは神名備形の神体山といって山そのものが「自然の神」であったことを物語っている。そして、いつしか神を拝む拝殿(はいでん)ができ、神を祭る本殿(ほんでん)ができて、いまあるようなさまざまな施設ができてきます。

山に向かって歩いていくと目の前に石で造った大きな鳥居があります。ここから、神社の境内になります。
境内と周辺の山城(桜山城跡・鳶尾城跡など)は、1934(昭和9)年に史跡に指定され、一宮(桜山慈俊挙兵伝説地)と呼ばれています。



 鳥居をくぐって、すぐの所に随神門(ずいじんもん)という中を通れる建物があります。じつは、この吉備津神社には、もう1つ随神門が大石段の上にあります。随神門が同じ方向に2つあるのは、日本でもここだけなのです。



 第1の随時門をくぐると大きな広場に、大きなイチョウの木があります。普段なにも無い時はこの広場が駐車場になるのですが、11月下旬に開催される市立大祭(いちだてたいさい)の時は、このイチョウを中心に500軒以上もの露店が境内中に軒をつらねます。大祭期間中は備後(広島県の東部)一円から、参拝者が訪れ、一年中で一番の賑いになります。



 36段の大石段を登り切ると、第2の随神門が現れます。そして、ここではじめて行く手をさえぎられる建物があります。これは、神楽殿といわれる建物で、6本の柱からできている、いわば4方から見ることの出来る野外ステージといったものです。
そして、ここであたりを見渡してみると、なにやら第2の随時門の両側に同じ大きさの倉庫のような建物があり、まるでスピーカーのように格子がついているのがわかります。そうなんです、この建物は楽所(がくしょ)といって、このなかで楽を演奏すると、スピーカーの役割をする装置なのです。さて、神楽殿のある段にはもう一つ面白いものがあります。真冬に咲く「寒桜(かんざくら)」があります。12月から2月ぐらいまで咲いています。



 寒桜は、その上の段にも咲いています。この付近の石垣は注意して見るととても面白いことがわかります。まず、「富士山に昇る太陽」を見つけましょう。次に、「丸い月」「人の字」そして、一番むずかしいのは、「亀」です。江戸時代の中頃につくられたこの石垣は、石垣職人さんの、すばらしい技の結晶です。

 この段は、拝殿(はいでん)という建物があります。一般的な神社は、拝殿と本殿が繋がっていて、拝殿でさまざまな祭祀(お祭)をするのですが、この吉備津神社を含め、備後地方の幾つかの本殿の大きな神社は、拝殿はあっても本殿の中で祭祀をおこなっいます。
それは、まるでお寺の本堂のようです。吉備津神社の拝殿は、現在拝殿としての機能はせずに、お花の展示や各種講習会の会場になっています。建物の建てられた時期は江戸時代なのですが、柱などの主要な材料は室町時代の本殿の材料を再利用しているようです。1997年に拝殿横にお府やお守りを受ける所「神府所(しんぷしょ)」が新しくできました。



 さて、ついに本殿(ほんでん)にやってきました。まず、石段を登りきったところに備前焼の狛犬が迎えてくれます。また、本殿に一番近いところに石造の狛犬があり、幾つかの大きな石造の常夜燈(じょうやとう)が林立しています。

 本殿には、備中や備前の吉備津神社と同じ「吉備津彦命」を主祭神として、相殿神として「孝霊天皇」「細比売命」「稚武吉備津彦命」が祭られています。
 鎌倉時代に描かれた「一遍聖絵」や室町時代の神社古図には、現在の本殿のある位置に3宮の本殿が並んでいたが、1647(慶安元)年に福山城主水野勝成によって、現在の本殿を立替えています。本殿は、7間5間の入母屋造で、正面の向拝(こうはい)は3間ある。



 正面の屋根の部分は、上が千鳥破風(ちどりはふ)で、下が唐破風(からはふ)が付いています。屋根は、ひわだ葺の見事な曲線を見せている。柱などの材料は福山城と同じアスナロの木を使っています。また、正面回廊の上には、「虎睡山」という大きな山号(さんごう)が掛かっおり、神社の本殿というよりはむしろ寺院の本堂の趣もあります。もともと、明治時代のはじめまでは、神仏習合(しんぶつしゅうごう)といって、神社と寺院が同じところに所在していました。
いまでも、境内には仏教の足跡が数多く残っています。

 そして、本殿の一番の特徴は、本殿の中でさまざまな祭祀が行われていることです。たぶん、国内で唯一神社の本殿の中で結婚式ができる神社でしょう。
なお、現在の本殿は、1965(昭和40)年に重要文化財に指定されています。

また、境内には天満宮をはじめ、さまざまな摂末社や銘木が多数あり、それらをめぐるのも面白いかもしれません。
正月の元旦に神社に訪れるのもいいですが、人の少ない平日にゆっくり訪れるのもいいかもしれません。

備後一宮 吉備津神社社務
広島県福山市新市町宮内四〇〇

(情報提供):吉備津神社
(写真提供):吉備津神社・H.Okamura 

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